『かえるふくしま』の束見本が届きました。束見本とは、できあがりと同じ形の見本。「束」というのは本の背幅のことです。束見本をつくってはじめて、束や表紙のサイズをはかることができます。今回の束は8ミリでした。

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束見本は印刷されていないので真っ白。帯がついています。

ハードカバーの表紙は本文よりも天地左右ともに大きくなっています。表紙と本文との段差を「ちり」と呼びます。また、表紙にあるくぼみは本を開きやすくするためのもの。「どぶ」と呼んでいます。

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「ちり」や「どぶ」の寸法を確認できるのも、束見本があってこそ。

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ジャケットをはずしたところ。表紙はきれいにまかれ、折りたたまれています。表紙の上にはってあるのは見返し。

このあと、束見本から表紙の寸法を確認していきます。

編集者は、束をいつも気にしています。「この本にこの束でよいだろうか」「薄すぎないか」「厚すぎないか」「この束にこの値段でよいだろうか」など。
今回は紙のテスト印刷もしているし、束見本のさわり心地もいい感じだったので迷いませんでしたが、束見本をつくってもらったあとに、紙を変更したこともあります。本づくりは迷いの連続です。