香りのよいロウバイ。蝋細工のような花からつけられた名前だとばかり思っていましたが、調べてみるといろいろな説がありました。江戸時代に中国から渡来し、「カラウメ」という呼び方もあるとか。私はソシンロウバイをロウバイだと思っていました。ロウバイはこちらです。

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ロウバイはウメの仲間(バラ科)ではなく、ロウバイ科です。

ロウバイは花の中心が赤いのに対し、ソシンロウバイは中心も同じ色をしているので「素心」なのだそうです。「カラウメ」という名はソシンロウバイのほうがしっくりする気がします。

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咲いたばかりのソシンロウバイ。まわりにひろがっているのはおしべ。真ん中にあるのがめしべ。

ロウバイ(ソシンロウバイ)は、咲いたばかりのときはめしべが熟して受粉します。けれども、時間がたつとおしべがめしべを包み込み葯から花粉を出すようになるとか。おしべが花粉をだしている間は、めしべは受粉できません。開花してすぐを「雌性期」、花粉を出す時期を「雄性期」というそうです。植物のおしべとめしべ、いろいろな戦略を持っているのですね。

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まわりのおしべが少し立ち上がっているように見えます。