伊藤圭介の『植物図説雑纂』(国立国会図書館蔵)より。
タンポポのページを見ると、さまざまなメモ書きの横に絵が貼られています。
絵の下にあるメモは、タンポポのラテン語。伊藤圭介がのちにつくった『泰西本草名疏(たいせいほんぞうめいそ)』にもこのラテン語が出てきます。『泰西本草名疏』はシーボルトよりゆずられたツュンベリーの「日本植物誌」をもとにしたものです。以下の画像は『泰西本草名疏』より。(国立国会図書館蔵)
シーボルトと伊藤圭介と『泰西本草名疏』のくわしい説明は国立国会図書館の「描かれた動物・植物ー江戸時代の博物誌」にあります。このページは、ものすごく充実していますので、ぜひご覧ください。
http://www.ndl.go.jp/nature/cha1/index3.html
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