2004年12月26日。スマトラ沖地震でインドネシア・アチェ州は大津波の被害を受けました。このときのドキュメンタリーをポプラ社では2006年に出版しています。『TSUNAMIをこえて スマトラ沖地震とアチェの人びと』という本です。
津波に追われる人々、被災の様子とその悲劇をのりこえようとする人びとを見つめた写真絵本です。
私が津波とはどのようなものなのか、具体的に知ったのはこの本を通じてだったような気がします。
そして「TSUNAMI」が世界中で通じる言葉であることも。アチェの人々には、津波についての知識がありませんでした。そして、内戦が続いていたアチェで、あまりにも大きな自然災害を経験した人々が「もうやめよう」と戦争終結にむかう姿が印象に残っています。
自然の大きな力を目の当たりにしたとき、人は何を感じ、考えるのか。そんなことを考えさせてくれる本です。

978-4-591-09069-5