この5年のあいだに失ったもの、おこったこと。東日本大震災のさまざまな報道を見ていると、人間にとって限りある時間を未来へ伝えるため、語り継ぐことの大切さを思います。自分一人の時間を越えて本が生きてくれたら、と思わずにいられません。
「思い」という言葉にもいろいろ考えさせられています。「気持ち」ではなく「思い」という言葉で伝えられるものも多いと思いますが、逆にぜんぶ同じようにくくられてしまう違和感もあって。
今日は、少し趣向を変えて北原白秋の童謡集『トンボの眼玉』という本を紹介します。本の素敵さを味わっていただけるとうれしい!
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