『ぜんぶわかる!イネ』の本では、走査顕微鏡写真を掲載しました。いくつかあるなかでも私が気に入っているのは、これ。

@稲穂(新)のコピー

走査顕微鏡でいくつかに分けて撮影した写真を合成したもの。表面のようすを見ると縦方向(写真では横方向)に裂けるのがわかります。

イネの本をつくるまで、種もみをじっと見たことはありませんでした。
が、よく見るともみには外えいと内えいがあり、はずれる方向は決まっています。そして、外えいと内えいは、フックのようにしっかりひっかかっていました。

c74x300のコピー

もみの断面。フックのように見えませんか。

これらの写真を撮ってくださったのは、永田文男さん。
「しぜんのひみつ写真館」シリーズは、走査顕微鏡写真がひとつの特徴になっていますが、どれも永田さんの写真です。私は、顕微鏡写真が好きで、こんなふうに部分がしっかり見えると、いつも自然のもつ形のすごさに感動します。永田さんは「顕微鏡写真は色がないからね〜」とおっしゃいますが、いえいえ、黒がしっかり締まっていて美しいです。
永田文男さんのサイトはこちら。 http://www.technex.co.jp/tinycafe/