京都五山のひとつで、臨済宗東福寺派の大本山の東福寺。奈良の「東大寺」のように大きく「興福寺」のように盛大にということで東と福の字を取って「東福寺」と命名されたそうです。
通天橋のあたりは紅葉の見どころスポットで、秋にはたくさんの人でにぎわうそうですが、新緑も美しい。

東福寺0613-1

雨あがりで曇り空でしたが、橋からの眺めは見事でした。

東福寺0613-4

カエデにちらちらと赤いものが。

東福寺0613-2

赤いものはカエデの翼果(よくか)でした。

2枚のはねが左右対称についていますが、それぞれのはねの先に種子があります。
翼果は、枝から離れて落ちるときに、くるくると回転します。すると、はねのまわりに小さな空気のうずができ、はねが揚力を得ます。揚力を得た翼果は風に乗って飛び、遠くへ行こうとします。プロペラのような、とよくいわれますが、1枚のはねのアンバランスな形が実は決め手。すごい自然のしくみです。
カエデの翼果は知っていましたが、こんなに赤くて美しいところは、初めて見ました。

東福寺0613-3

赤いカエデ、もみじと苔と松。苔も色がいりまじっていました。

日本人は、植物を人工物のなかにとりこみ、共存してきたのだなあと思いました。
京都はいいですね。