今日、8月20日はジャーナリスト山本美香さんのご命日です。
4年前、山本美香さんは、佐藤和孝さんとシリアのアレッポにトルコ経由で入り、
内戦を取材していたところ、突然現れた兵士の銃弾に倒れました。
その突然さは、当時のニュースで流された映像を見ると思いがけないもので
戦場のこわさ、たえず移動する前線、現地というものについて考えさせてくれました。

しかし、私は本をつくるまでそのことをあまり深く考えていませんでした。

甘く生きているのだなあと思います。
平和な日本で、出来事について深く考えなくても追求しなくても毎日はすぎていきます。それなのに、美香さんのように「伝える」ために現地で命をかけている人々がいる。
美香さんが伝えようとしたことを、きちんと本のなかに込めることができたのか。
自分自身への問いはどこまでも続きます。

しかし、本は読む人があってこそ。読者の手元で成長していくものです。
読者の手元で成長できるパワーは、著者の持つパワー。
今は、山本美香さんの力を信じてつくった本が、多くの人々のところで育ってくれることを願っています。

これから何年たっても、山本美香さんの伝えたかったことが忘れられないように。

これから戦場に

言葉のむこうにあるものを写真が伝えてくれます。

ポプラ社のフェイスブックにも書かせていただきました。ご覧いただければと思います。
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