茨城県自然博物館に行ってきました。
とにかく広い。自然は豊かです。
ここ、茨城県自然博物館では10月8日から来年の1月29日まで
「外から運ばれて来た生き物たち」という企画展を行っています。
そこにタンポポが登場するということで、『ぜんぶわかる!タンポポ』のページを提供しました。
企画展に関連した今日のイベントは「歌でわかる『私たちのくらしと外来生物』」。『ぜんぶわかる!タンポポ』の監修をお願いした芝池博幸先生と研究所の方々が歌で外来生物について語ってくださるというイベントです。
芝池先生はアコーディオンとともに登場。その後、画像とともに、タンポポの古〜い歴史から今までを語ってくださいました。
外来生物とは、人間によって外から運ばれてきた生物。
でも「もともとはいなかった」の「もと」をどこにおいているかというと、明治維新のころです。
そう考えると、外来生物と日本の生態系の問題は、グルーバル化のなかでおこったわけで、グローバル化のひずみのひとつ。
野菜や牧草の問題をとりあげて解説してくださった先生がいらっしゃいましたが、実際に私たちは、グルーバル化の恩恵を受けながら「外来生物の広がりを防ごう」としていたりします。なんだか、経済問題や世界政治を思わせませんか?
正解はありませんが、「考えていきましょう」「考え続けてください」という先生方の言葉が印象的でした。
茨城県自然博物館、ほかにも面白いものがあったので、
それはまた、明日レポートします。