午前10時。チョウたちは、さいしょにおなかを満たすようで、熱心に吸蜜していました。そのあと、一休みしているリュウキュウアサギマダラ。
1時間ほどたつと、熱心に求愛するオスが現れました。
見ていると応援したくなるほど、オスはけなげに長時間はばたきます。
が、このような場合、ほとんどうまくいかないとか。
このあとオスはメスに飛びかかるように挑んでいきましたが、メスはさっと身をかわしてしまいました。かわいそうなオス。
チョウの場合、オスの方が先に羽化し、成熟してメスの羽化を待つそうです。さなぎのそばでオスが待つこともあるそうで、そのため、メスはほとんど交尾をしてしまっているのです。
この日は、幸運にも交尾中のアゲハを見ることができました。
この姿から30分ほどたつと
アゲハは、おしりに光を感じる細胞を持ち、交尾がうまくいっているかどうか、光で確認しているのだそうです。
知っているつもりでいても、知らないことがたくさんあることを感じる毎日です。
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