昨夜、モンシロチョウの幼虫たちの飼育箱を見ると・・・
あああ、やっぱり! 1ぴきが無惨な状態になっています。

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幼虫の手前にあるのは小さなまゆの集まりです。

私が知っている範囲では、小さなまゆには「コマユバチ」と呼ばれる小さなハチのさなぎが入っています。たぶん、この「コマユバチ」はアオムシサムライコマユバチだと思うのですが・・・。
アオムシサムライコマユバチは、モンシロチョウの幼虫のからだのなかで成長し、5齢幼虫になった頃からだを食い破って出てきて、すぐにまゆをつくります。
ポプラ農園から連れてきた子たちは寄生されていたのですね。
寄生されたのは1ぴきでよかった…と思っていたら、今日、もう1ぴき発見。

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飼育箱のへりにぴったりくっついている感じです。

昨夜はあわてて捨ててしまいましたが、今日はわりばしでつまんでとりだしました。まゆはしっかりと飼育箱のへりにくっついています。そして、
かわいそうに、こんなふうになってもまだ、幼虫は弱々しく動いています。

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コマユバチは、どこから出てきたのでしょう? 

裏返してみました。

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コマユバチのさなぎの形が見えました。けっこう大きい。

アオムシサムライコマユバチが羽化するのは、あたたかくなってからなのか、すぐに羽化するのかわかりません。羽化すると、二次被害がでるかもしれないので、とにかく取り去りました。
寄生された幼虫を見たのは初めてです。

ほかはきれいなさなぎになっています。

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少し黄色っぽいさなぎです。

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さなぎと同じような傾きで前蛹になった子も。

自然のしくみは、すごいけれど、容赦ありません。
我々もその一員、いろいろ考えることがありますね。