アゲハの幼虫をつつくとオレンジ色の臭い角をだすことはよく知られていますが、この角、どこにしまってあるかご存知ですか?
頭の後ろからせなかの皮膚の下にしまっているのです。
では、どうやってだすのでしょう。

ゴム手袋をはずしたときに、ゆびがはずれにくくて裏返ったことはありませんか。幼虫は、臭角の出し入れに同じようなしくみを使っているのです。

角の出し方をイラストで描くことができないので、子ども用軍手でモデルをつくってみました。ピンク色の線が頭の先と思ってください。

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2本の指が、皮膚の下にしまわれている2本の臭角のつもりです。臭角の裏表がわかるように黒い印をつけました。

幼虫がぐっと力を入れると臭角が裏返って外に出てきます。

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背中側にのびていた臭角が裏返りながらのびてきます。まだ先が裏返っています。

そして、さいごはこの形。

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角が出きったところ。裏返っているので、黒い印が出ていません。

そして、この角をどうやってしまうのかというと、内側に糸のようなものがついていて、からだのなかでひっぱります。そうすると、また裏返って皮膚の内側にしまわれます。
すごいしくみだと思いませんか?

現在編集中の本ではみなさんにおわかりいただけるようにイラストを描いていただく予定です。臭角がどこにあるかわかるすごい写真もあります。
楽しみにお待ちください。