道ばたで見つけた見事なロゼット。舗装された歩道のはし、わずかなすきまに葉を広げていました。
気温が低く寒い日でしたが、成長しようとするロゼットを見ると、春が近づいているのを感じます。
オオアレチノギクとヒメムカシヨモギはそっくりのようです。ちなみにオオアレチノギクは南アメリカ産で、ヒメムカシヨモギは北アメリカ産だとか。
「ロゼット」は「ローズ」からきた言葉で、短い茎から葉が放射状に広がった植物のようすをさす、といわれます。確かに「バラ窓」などを見ると、バラの花の形と植物のロゼットの形が似ていると感じます。
が、文様の本で調べると、ロゼット文様の語源は「蓮=ロータス」と書いてある資料もありました。ロータスがローズに置き換わったのか、ロータスがロゼットなのにローズと混同されたのか、わかりません。
いずれにしても、葉を放射状に広げ、太陽の光を最大限に活用しようとする植物の知恵はたいしたもの。うちの在来タンポポも順調に育っています。
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