年末は明石に行っていました。
訪れたのは「魚の棚」という市場というかアーケード。
「うおんたな」と読みます。

うおんたな14

雨がぱらついていたせいか、鯛の色がよくないのですが、ローマ字で「UONTANA」と書いてあるのがわかるでしょうか。

この魚の棚で商売が始まったのは400年ほど前とか。
明石城築城に伴って城下町の区割りが行われました。中央部に東魚町、西魚町など商業と港湾の地区をつくったことから、明石では魚が重視されていたのですね。その区割りを計画したのが、なんと宮本武蔵だそうです。
これにはびっくり!
2005年12月にリニューアル工事が終了。現在のアーケード商店街となったそうです。
くわしくはhttp://www.uonotana.or.jp へ。

うおんたな1

年末らしい品揃え。壮観です。

うおんたな6

甘辛く煮付けた小さなタコの串刺し。頭の内側にはウズラの卵が入っていました。

うおんたな9

タコの干物は素敵な造形。小さく切ってタコ飯にもできるそうです。

うおんたな11

あちこちにつり下げられていたタコ。オブジェのようでした。

1匹まるままの魚たちもいました。

うおんたな12

アンコウ。こんなすごい歯をしているのですね。

うおんたな13

ヒラメって大きいのですね! そして口がこわい。

明石市は、日本の時刻の基準となる東経135度日本標準時子午線上に位置している町としても有名です。

天文科学館1

明石市立天文台。

「きれいな天文台だな〜」と思いましたが、調べてみるとさまざまな歴史をくぐりぬけてきたことがわかりました。
開館したのは1960(昭和35)年の6月10日「時の記念日」。
東経135度日本標準時子午線の標識を兼ねた地上54mの展望塔と、大型のプラネタリウムを持つ科学館でした。大時計の直径は6.2m。いつも正確な時を示し「時のまち明石」のシンボルとして市民に親しまれてきましたそうです。
ところが、1995年1月17日、午前5時46分に発生した兵庫県南部地震(阪神淡路大地震)によって大きな被害を受けました。
HPには「震災の被害で観測室の天体望遠鏡は転倒し、外塔はひびわれ、塔時計は「地震発生時刻」をさしたまま止まってしまいました。」とあります。
そして、リニューアルオープンしたのが1998年3月15日。震災の被害をまぬがれたプラネタリウムは、日本国内では現役最古、世界でも5番目に古い歴史をもつとのこと。次に訪れたときは、ぜひ見たいと思っています。

科学館のとなりには、歌仙・柿本人麻呂をまつる柿本神社があります。地元では「人丸さん」として親しまれている柿本神社は、学問・文学の神様としてだけでなく、「人麻呂」→「ヒトマル」→「火止まる」で火除け、「人生る」で安産の神としても信仰されているそうです。

柿本神社1

よく熟れた柿にかわいいメジロが。

柿本神社4

筆柿。茶色いので最初はドングリかと思いました。

柿本神社3

落ちていた実。柿の形ですね。

この筆柿はご神木で、柿本人麻呂が石見の国から都に行く途中で持って来て植えたものだとか。「婦人懐中すれば安産であると信仰されている」という説明がありました。

落ちていた実は持ち帰ってきたので、もう少し暖かくなったら植えてみようと思っています。発芽するでしょうか。