昨年の夏から今年の3月までつくっていた本です。
公共図書館、学校図書館向けの書籍で3冊のシリーズ。
これからたくさんの図書館に入ってくれるといいな、と思っています。

小学校で子どもが楽しめる顕微鏡の写真集がほしい、という声をお聞きしていました。顕微鏡で見る世界は、え?と思うほど美しく、それでいて現実とつながっている面白さがあります。
そんなときに、本シリーズの著者、忍足和彦さんのHPを拝見しました。
その画像のきれいなこと!
http://www.grendel-j.com

そこで忍足さんお会いして、企画主旨をお話し、ほとんどを撮りおろしていただきました。
夏の暑さでプランクトンが死んでしまったり、季節に追われて植物をさがしまわったり、きれいな結晶ができるまで試行錯誤してくださったりと、これだけの種類を撮ってくださるのは、本当に大変だったと思います。

978-4-591-15732-9

ミジンコ、かわいいでしょ! 丸い部分は銀の箔押しです。

このシリーズ、とにかく画面を大きく使うように心がけました。
本をつくっているとどうしても多くの情報を入れたくなるのが私の悪いくせ。でも、今回は写真が主役です。本のサイズも左右が230ミリと大きいので、ご覧いただくと迫力があると思います。
本文に登場するのは、小学校で学習するプランクトンたち。そのほかにちょっと面白く、きれいなプランクトンたちがでてきます。
本書の監修は国立環境研究所の河地正伸先生にお願いいたしました。
先生のプランクトンへの愛情も、この本をささえてくれています。

978-4-591-15733-6

この花の花粉写真が掲載されています。

『身近な生きもの』には、鳥や虫のはね、いろいろな花粉、ホウセンカの茎やツユクサの葉、野菜などを掲載しました。花粉は面白かった!

978-4-591-15734-3

写真の黒い部分に文字があるの、わかります?

『身のまわりのもの』には、砂糖や塩、ビタミンCや紙、お札、養生テープ、発砲スチロールなど身近にあるものを掲載。
著者は、身近にあるものを顕微鏡でのぞいては、面白そうなものを撮影してくださいました。お札は必見! 顕微鏡で見るとよくわかる秘密がいっぱいありました。

このシリーズは長坂勇司さんのデザイン。大胆な構図と色遣いで本を明るく楽しくしあげてくださいました。「表紙に銀の箔押しってどうですか」と、顕微鏡感を出すためのアイデアをくださったのも長坂さんです。

ご覧いただけるとうれしいです。