日曜日に雨が降り、月曜日に気温があがったので、もしかしたらと思い、
クロオオアリの巣を見に行きました。

クロオオアリ5.14-0

働きアリが、せっせと土をくわえて巣穴を広げています。

活動は活発でしたが、女王アリは見つからず。
そこで夕方に別の場所へ行くと、いました!

クロオオアリ5.14

はねのはえた新女王です。

ところがこの新女王、またすぐに巣穴に入ってしまいます。
しばらく見ていると、また、出てきます。

クロオオアリ5.14-2

穴のなかに大きな頭がならんでいます。 なんと、ここには何匹もの新女王がいました。

クロオオアリ5.14-3

穴のなかに新女王の頭が3つ。働きアリとなんと大きさのちがうこと!

この4匹の新女王アリが、かわるがわるに出ては入るをくりかえします。
そして、風が吹くと、周りの枯れ葉が入り口を覆うので、働きアリが葉をひっぱって出口を確保します。なんて面白いのでしょう!

クロオオアリ5.14-4

働きアリが「出ておいで」と呼びかけているように見えます。

クロオオアリ5.14-5

出てきた新女王2ひき。こんなに慎重だとは思いませんでした。

でも、この日は結局穴のなかへ。
はねのあるオスアリを見なかったので、この日は結婚飛行に向かない日だったのかもしれません。

そして、2日後、再び見に行きました。

クロオオアリ5.16

みなにうながされているのに、なかなか出てこない新女王たち。

別の場所では、巣穴からでている新女王がいたので観察していると、大きな体にしては早いスピードで移動しています。
ためしに足をだしたら、どんどん登ってきたのでびっくり。
木の枝を利用して下におろしたら、走る走る!

クロオオアリ5.16-2

飛ばずに走るのです!

そうして結局、出てきた巣穴に入っていきました。

彼女たちにとっては、状況選びがとても大切なのでしょう。
ある日、出てきてさっと結婚飛行に飛び立つのかと思っていたので、
観察するって大切だな〜と。

他のアリの巣では、こんなことも。

アリとダンゴムシ

丸くなったメスのダンゴムシを、巣穴に入れようとしています。

アリたちの共同作業、見飽きることがありません。
ただ、閉口したのは蚊の猛攻。ちゃんと装備しないと夕方の観察はむずかしそうです。